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| エリート○○マンだった武田さんによる自庭での庭木や草花との奮闘記 |
| 第10回 |
≪第37号 2000.4.1発行号より≫ |
このコラムに毎回いいかげんにいろいろ書いてきたが、そろそろネタ切れになってきたので、今回で終りにさせていただく。CMの使用前、使用後ではないが、この連載を始める前と現在のわが家の変化(進歩?)を考えると、一番の大きなことは、せんだんの木が無くなった(切り倒した)事である。主木が泰山木に入れ代わった。気をつけないと泰山木もせんだんの二の舞になりかねない。また、近所の人の冷やかしに、「ニ、三年すればこのあたりで一番の庭になる」などと反発していたが、遊びその他に忙殺されあまり変わらず、一番の庭に向けての進歩は無いようだ。
話は変わるが、2月に娘の結婚でハワイに出掛けた。そこでは樹木が広い場所で、のびのびと自由に幹を、枝を伸ばしていた。大木もたくさん見られた。なんだか、これが本当のような気がした。日本では剪定を繰り返し、無理やり狭い、小さい庭に納めているような感想をもった。ハワイの植木屋さんや庭師(その様な職業があるか知らないが)は、芝生を刈っていればいいのかなと思ったりした。それなら狭い庭に、たくさんの木を植えなければよいのだろうが。それでもいろいろな木を植えてみたいし・・・・。
この調子だと、今後もあまり進展しないだろうが、今後の課題として、これ以上庭木を増やさないこと、時期にあった最低限の手入れだけは行うこと、を守っていこうと考えている。また、山野草の庭作りにも挑戦したい。夏をうまく越せるよう、松や梅の木の下に、オダマキ、ほたるぶくろ、日本さくら草、カタクリなどを植えてみたい。そのあたりの雑草とりが忙しくなるが。
最後にもう一つ、挿し木、実生を行い近所・知り合いなど花や木の好きな人にせっせと配ろうと思っている。
二、三年先にそれらがどうなっているか、機会があったら報告したいと思う。
つまらない話にお付き合いいただき有り難うごさいました。 |
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| 第9回 |
| ≪第36号 2000.1.1発行号より≫ |
前回の続きという事で、山野草の実生について話してみたい。ようするにタネから育てることである。タネから育てることの面白さは、芽生えた苗が自生地とちがっても、生まれたその地の環境に順応しそれなりに育ってくれることである。ましてや2代目、3代目となれば、その地が本人の自生地となってしまうことだろう。まあ、難しいことは別として、タネから育てるということは、自分の子供みたいなもので、愛着がわくものである。
タネを蒔く時期などいろいろとあるようだが秋蒔き、春蒔きが一般的のようだ。私はタネを採ると使用済みの封筒に名前を記入して保存しておき、2月ごろ蒔く事が多い。ただ採り蒔きも一部試みている。自然にタネが飛んであちらこちらでガンバッテいるのを見ると、採り蒔きが基本かなとも思う。
タネを蒔いてから発芽まで何の変化もない鉢への水やりも、単調でありそこで最近読んだ本より「居候タネ蒔き法」をする事もある。既存の山野草の鉢の空いているスペースにタネを蒔くのである。これは、既存の鉢への水やりで済むからである。でも、本葉が数枚出た時に移植が必要になるのだが。また、同じ本に紹介されていた、「サンドイッチ方式」によるタネ蒔きも実施してみる事もある。鉢や箱に大粒・中粒の用土を入れ、その上に水苔粉を1センチほど並べ、その上に小粒の用土を入れ、そこにタネを蒔く方法である。
こんなふうにいろいろと実生を楽しんでいるが、我が家で一番うまくいっているものは、ナデシコ類、オダマキ、春咲き秋明菊などである。まあ、一番簡単なものばかりだが。
せっかく育てた苗が花を咲かせ、タネを結実させるわけであり、ダメもとで実生に挑戦してみるのも面白いと思う。もっとも自然にタネが飛んで芽生える事の方が、簡単で良いものができるかもしれないが。でも実生は、一度にたくさんの苗を手に入れることができます。
皆さんもぜひ「実生」に挑戦してみてください。 |
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| 第8回 |
| ≪第35号 1999.10.1発行号より≫ |
わが庭には、鉢物がざっと三百ほどある。その八割方が草物である。いま山野草、草物ブームという。
山草展などでは即売の草物が飛ぶように売れるそうだ。
私も、今年は車山、伊吹山へ花見に出掛けた。花のタイミングはバッチリであったが、霧と雨でいまいちであった。そこでも花見の人でラッシュであった。ここらの花は山草であり、野に咲く花が野草であり、両方をまとめて山野草ということなのだろう。私も山草にあこがれ通信販売などで毎年いろいろ手に入れるが、いつの間にか雑草の鉢となっている物が多い。やはり山のものは山でということか。静岡あたりの平野部では、夏の暑さ、湿気が大敵のようだ。樹木もおなじで、十一月上旬の日光で見たどうだんツツジの紅葉に感激し庭に植えたが、夏の陽に焼け、紅葉の一かけらもない。それこそ適材適所ということなのだろうが、それなりの環境をつくってやればそこそこがんばってくれる物もある。要するに夏をうまく越せば何とかなるものが多い。寒冷紗で覆うとか、日陰で風通しの良い所に置くか等など。
いま私が試みているのは、種より育てることである。それぞれ遺伝子を持っており難しい事だろうが、生まれたときからこの地に育つということは、多少なりともこの地に適応力が出来るではないかななどと思っている。秋、冬など種まきの適期に植木鉢にラベルを付け、種まきをしている。種から育てるということは、うまくいった場合、苗を買い求めた物より当然のことながら愛着がわく。
その他、せっせと梅雨時に「さし木」を行なっている。草物もなでしこ類、きく類、ホトトギス類などさし木の可能な物も多い。
草物に関心のある方「実生」「さし木」にぜひ挑戦してください。うまくいけばもうけものであり、うまくいかなくてもともとである。
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