上手な医者のかかり方《その2》 同じ医者には3度かかりましょう
前回は自分に相性の良い医師を見つけるよう提言しました。しかし一度診察を受けただけで第一印象が良くないからとか病気の経過が良くないからといってすぐに医者をかえるのは止めて下さい。健康保健の無駄遣いにもなります。縁あって受診したのですから最低3回は診察を受けてみて自分と医師との相性の具合をじっくり確かめて下さい。医者の立場からの発言をしますと初診では診断・治療ともに100%のものを提供するのはとうてい不可能です。だいたい最初はマニアル的な当り障りのない方法を採用します。軽い病気はこれでも充分治ってくれますがそういう時は良いのですがうまくいかない時が問題です。うまくいかない時こそ必ず2回目の受診をして頂きたいと思います。受診してくださればその経過をしかと観察しうまくいっていない場合は診断・治療をよりよいものに軌道修正しこれでたいていは解決します。しかし病気の性質上はかばかしくない時もあり、その時には長く治療していれば必ず治るとか慢性でなかなか治りにくいとか悪性のものであるとかの説明をいたします。時には他の科の受診をすすめたり、総合病院への入院・検査をすすめたりもします。この説明にあたり充分に時間がとれればよいのですが現実には外来が混んでいるために患者さんの納得のゆくような説明が出来ないことが多いようです。そこで3度目の受診をすすめたいのです。もう一度説明を受ければ多分結論が出ると思います。 |